事業紹介

商標・特許・業務提携

業務提携

業務提携している「TNF工法」を使用して、各種建物の基礎工事を施工しております。
※TNF工法は(株)タケウチ建設が開発した特許工法です。

TNF工法とは

T...
Tender(やさしい)
N...
Net(格子状)
F...
Foundation(基礎)

TNF工法は通常地中梁がありません。井桁形状に造った改良層に基礎、スラブコンクリートを直接打設します。
改良層と基礎、スラブが一体となり、効率的に建物荷重を地盤に伝えることができます。従来、表層が軟弱地盤の場合は、下層の固い地層を支持層とした杭工法が主流でありましたが、TNF工法により、表層の地盤を支持層とする、杭を必要としないローコストな基礎を実現します。

基礎(支持杭)と基礎(TNF地盤改良)の比較図、「地盤改良体及びべた基礎からなる建築物の基礎の構造ならびに地盤改良べた基礎構造」特許番号:第3608568号 取得年月日:平成16年10月22日 TNF工法 基礎(支持杭)と基礎(TNF地盤改良)の比較図、「地盤改良体及びべた基礎からなる建築物の基礎の構造ならびに地盤改良べた基礎構造」特許番号:第3608568号 取得年月日:平成16年10月22日 TNF工法

TNF工法のメリット

TNF工法のメリットは安全、環境にやさしい、ローコスト
安全
1. 沈下量が少ない
地盤の荷重とほぼ等しい基礎荷重となり、余分な荷重増がありません。
2. 不同沈下を抑制
井桁状に造るので、地中応力が分散され、改良体の剛性と相乗し沈下が均等化されます。
3. 杭支持建物で発生する抜上段差が無い
地盤と一体なって挙動するので、杭支持建物で発生する地盤沈下による杭の抜上りがなく、地中又はスラブ下の設備配管に被害が及びません。
4. 地震時に土砂の液状化を阻止
地盤の囲い込み効果により、地震時における土砂の流動を拘束するため、土砂の液状化の阻止に有効です。
環境にやさしい
1. 地下を乱さない
地下水脈等の地下自然環境を壊すことなく施工ができます。
2. 地下埋蔵物への影響が無い
遺跡の上部にも遺跡を破壊せずに建物を建てることができます。産業廃棄物処理場の上にも施工可能です。
3. CO2抑制
使用材料を少なくすること、工期短縮により重機の稼働時間が抑制され、CO2の発生が大幅に低減されます。
ローコスト
1. 基礎スラブと改良層の一体化
基礎スラブと改良層を一体化することで、砕石、コンクリート、鉄筋、型枠数量が大幅に低減され、ローコストが実現できます。
2. 現況地盤を改良
地表面の地盤を改良するため、根切りによる残土処分の必要がなく、土砂の搬出、搬入を極力抑えることができます。
3. 撤去費用の抑制
定借地の建物で杭工事の場合、返却時に引き抜き処分費が発生。TNF工法では、改良層は建設発生土として有効利用または、在置できるので解体費を大幅に低減できます。
4. 工期短縮
改良層に直接、基礎・スラブコンクリートを打設するので、工期の大幅な短縮につながります。

TNF工法の特長

まず格子状の改良層を造り、建物を建てる地盤を整えて改良します。これは、地盤を固くし、支持層を創り出します。この地盤改良により、杭が不要となります。

地盤を改良した箇所に、鉄筋コンクリートの床版となるコンクリートを流し込み、改良層と床版を一体化させます。基礎形状でもある格子状の凹部分は、土砂を囲い込む働きがあり、地盤にしっかりと食い込みます。これにより、地盤が安定し、建物を支持するのに十分な耐力を確保します。地盤は、地震による縦横の揺れなどに強く、たとえ液状化しても安定しているので安心です。

また、地盤の改良は、粘土、砂地、たんぼなどさまざまな土地に対応。軟弱な立地にもしっかりと建てることができるのが、TNF工法のポイントです。たとえば、店舗の立地条件はよいのに、地盤が軟弱なためにコストが高くなる場合でもローコストで立てることが可能になります。